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水回りリフォーム時に合わせて見ておきたいポイント

こんにちは、TAFです。毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は「水回りリフォーム時に合わせて見ておきたいポイント」についてお話します。

■水回りのリフォーム
台所や浴室、洗面所といった住宅の水回り施設はおおよそ設置から10年頃から不具合が出始める場合があり、不具合がない場合も素材の寿命などから30年程度頃からリフォームの検討が必要になると言われています。
またそうしたタイミング以外でも子供の自立や家族構成の変化に伴う生活スタイルの移り変わりによる変化に合わせた使い勝手向上のためのリフォームの必要性がうまれることもあります。
最近では水資源の節約や浴槽まわりのヒートショック対策に対する性能の高い商品が開発されてきており、これを積極的に推奨する補助金制度もあり、不具合はない場合にも補助金をきっかけにしたリフォーム需要も高まっています。

■水回りリフォームと同時に気を配りたい点
台所や浴室などのリフォームをする際にせっかくなので見直しをしておきたいのが水道管です。
水道管は古くは鉄管、近年ではステンレス鋼、塩化ビニル、ポリエチレンなどが使用されており、こうした水道管の寿命は10~30年程度とされています。
勿論使用される環境などによってどれくらいもつものなのかは変わってきますが、おおよそこうした目安から考えると台所や浴室などの水回り設備のリフォームの際には水道管のリフォームの時期も重なっていることが多くあります。
水回り、水道管の不具合というと錆びによる赤茶色の水が出たり、漏水が起こるなどが分かりやすい症状がみられる場合もありますが、通常使用してるだけではわかりにくい部分で劣化が進んでいて、リフォームの必要性が出てきている場合も多くあります。
リフォームのために台所や洗面台などを取り外した際、プロの目で見てみると水道管が劣化している、詰まりが確認できるということがあります。
あらためて水道管のリフォーム工事をするとなるとまた費用もかかるとともに、工事にともない水道などが使用できない期間も発生し、この期間をどうやって過ごすかといった計画を立てないといけなくなりますので、おおよそ水道管の寿命の目安とされる時期が来ている場合、あらかじめ台所や洗面台のリフォームに合わせて水道管のリフォームを考えてみることをお勧めします。

■水道管や温水器の清掃
普段使用している際には問題も起こらなかったため全く気が付かない場合でも台所や洗面台、お風呂のリフォームを行った直後頃から水道から出てくる水量が低下する、温水器から暖かいお湯が出ないといった不具合が起こってくる場合があります。
これは水道管に溜まっていた汚れがリフォーム作業の際に移動し、それをきっかけに詰まりを起こすことが原因となっていることがあります。こうした場合には大規模な取り換えリフォームではなくとも水道管の汚れを流すような掃除を行う、温水器のフィルターを掃除するなどを行うことで改善されることがあります。
場合によっては業者へ依頼し高圧洗浄などが必要な場合もあります。

■新しい機能とメンテナンス方法を把握しておく
合わせて近年の水回りリフォームでは例えばトイレの温水便座など、機能の向上により定期的なフィルターの掃除の必要がある部分が新たに増えることもあります。
長く快適で安全に生活するために水回りの設備、新しい機能などについてはしっかりと使い方を理解し、必要となる定期的な清掃などの習慣を意識つけるようにしていただけばと思います。

それでは次回コラムもお楽しみに。

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