安全な暖房リフォームの床暖房について

こんにちはTAFです。

毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
また今年も寒い時期になってきましたね。本格的に寒くなる前にお部屋の暖房を見直してみたいところです。
今回は安全な暖房リフォームの床暖房についてお話します。

【床暖房とは】
床暖房は床からの輻射熱と伝導によってやさしく部屋を暖める暖房機器です。
石油ヒーターやハロゲンヒーターなどのように熱源に触れてしまう危険性もなく、お部屋の空気を乾燥させてしまうようなこともないので、小さなお子様などがいる家庭には安全でお勧めできる暖房です。
導入には床の中に暖房設備を設置する必要がありますので、床の張り替えといっしょに検討することをお勧めします。
床暖房には主に電気式床暖房と温水式床暖房の２つの種類があります。

【電気式床暖房】
床に発熱体となる電熱線や炭素組織などのパネルをひいて床をあたためる仕組みのものです。
電気式床暖房には蓄熱式やヒーター式のものがあります。

・ヒーター式
床板の下に組み込んだ電熱線などのヒーターからの熱で床をあたためます。
サーモセンサーで温度を管理し、温まりすぎないようにすることで、健康的で電気料金をおさえます。
暖かくなるのに少し時間がかかりますが、設置がヒーターのみのため初期の設置にかかる費用をおさえることができます。

・蓄熱式
電気式床暖房には深夜電力を利用して電気料金を抑え、夜間に蓄熱材に蓄えた熱を昼間に放熱することで床をあたためます。
ランニングコストに優れていますが施工が少し大がかりになるため、新築の場合にお勧めです。

【温水式床暖房】
・電気ヒートポンプ式
ヒートポンプで温められた温水によってお部屋を温めます。
すでにヒートポンプ給湯機を設置している場合、それを利用することもできます。
広範囲で床暖房を使いたい場合は、専用にもうひとつヒートポンプを設置します。

・ガスヒートポンプ式
ガスによって温水を温めるタイプです。
温ため始めの時に通常より高い温度で温めはじめることで、部屋が暖かくなるのが電気ヒートポンプよりはやくなります。
また、室外の温水器の大きさもコンパクトで場所をとりません。

いかがでしたか？
床暖房は小さい子供や高齢者などの家族がいる家庭、暖房による乾燥が苦手な方でも安心して使えます。安全な暖房で暖かく冬をすごしたいですね。
また次回のTAFコラムもお楽しみに。