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自宅駐車場のひび割れついて 後編

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は前々回に引き続き、自宅前駐車場にひび割れを見つけた時の補修方法についてお話したいと思います。

現在のコンクリート技術ではヒビがはいらないコンクリートというものはないと言っていいかと思います。
その理由は気候変化による収縮によるものや地盤の影響によるものなど理由はさまざまです。
細かいヒビの場合DIYでヒビの補修を行うこともできますが、大きなヒビになってくるとリフォームなどの専門業者に依頼をし、補修するほうがよいでしょう。
小さなヒビの場合、放置していても隣接する建物などにもあまり大きな影響はありませんが、大きなヒビの場合、足をとられてころんで怪我をしてしまったり、自動車のタイヤなどを傷めてしまうこともあります。
また美観的にもあまりよくないという見方もあるかと思います。

■コンクリート面の形状を確認
コンクリートは気温などで常に収縮や膨張をしています。そうした負荷に耐えれるためには理想ではきれいに四角の形になっていることが好ましいです。
しかしいびつな土地の形状やカーポートの柱などがコンクリート面の中にあるなどすると、収縮の歪になり、そうした部分からヒビが発生してしまうことがあります。
こうしたことが原因の場合、規則的に分割し、間に目地を入れるなどコンクリートを張る上での形状に工夫をする必要があります。

■補修方法
大きなヒビの場合、発生した隙間を新たな補修用コンクリートで埋めるだけでは解決になりません。
そうした補修では根本的な問題が解決されていないので補修のつなぎ目に再びヒビが発生してしまいます。
そのためまずはヒビの状態・原因を調べます。
気候、温度の変化による収縮で起こっているヒビの場合、こうした収縮具合を加味し収縮目地を設けることで対策をします。
また地盤沈下などが原因の場合は、基礎部分をしっかりとやり直す、またはコンクリート下部にワイヤーメッシュを 入れる工事を行います。

■収縮目地
面の広い一つながりのコンクリートの場合、すべての収縮に耐えきれずヒビが発生してしまうことになりますので、1つの面が規則的に整った形で等間隔にエラスタイトという伸縮目地を入れたり、砂利や草、柴によるデザインで 目地を設け、収縮に耐えれるだけの面の大きさに区切ります。

■ワイヤーメッシュを入れる
地盤の沈下など元の地面の変化によって大きくコンクリートに影響しヒビの原因になっている場合、そうした負荷に耐えるため下部のコンクリートに網目状にワイヤーを張ったものを含ませることで曲がる力に強いコンクリートにすることで、 大きなヒビ割れが起こりにくくします。

いかがでしたか?生活する上で影響があるような大きなヒビの場合、簡単なDIY補修ではうまくいかない場合が多いのでリフォームのプロに相談することをおすすめします。
では次回のコラムもお楽しみに。

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