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すまい給付金の利用について

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回はすまい給付金の利用についてお話します。

■すまい給付金とは
すまい給付金とは住宅を購入する際に国から受けることができる補助金の一つです。
最大で50万円を受けることが出来ますので、可能であれば受け取り、住宅購入費用の負担を減らすために役に立てたい制度です。

■すまい給付金を受けるためには
すまい給付金は「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の基準を満たした住宅で受けることが出来る住宅補助金です。
すまい給付金を受けるには、耐震性や劣化対策、維持管理が出来る作りになっているか、保温などに優れ省エネ対策が出来ているかなどが審査されます。

■長期優良住宅の基準は補助金以外にもメリット
こうした基準を満たすことは補助金を受けることが出来るという以外にも住宅ローン控除の優遇や、地震保険料の割引、不動産取得税の優遇などの住宅購入での税金など、金銭面での多くのメリットがあります。
それ以外にも単純に私たちが生活をする上での安全で快適な空間としての一つの目安にもなるため、この基準を満たすことで一定以上に住みよい住宅となっていると言えるかと思います。
どの程度快適性や安全性を考えて住宅を建てればいいか、購入すればいいかについて迷うことがあればこれを一つの目安にするのもよいのではないでしょうか。

■いくつかのデメリットも
長期優良住宅の認定を受けるためには申請・審査のための費用がかかります。この申請のための建築業者や工務店に手続き書類の作成を依頼する費用がかかります。補助金や減税など受けることが出来るメリットと比較するとトータルでは負担になってしまうということにはならないかと思いますが、事前に準備する費用として頭に置いておく必要があるかと思います。
また認定基準には維持保全をすることも含まれているため、基準に沿った定期的な保守点検などメンテナンス費用がかかります。こうした住宅の定期的なメンテナンスは、長く安全な住宅を守るために長期優良住宅の認定の場合でなくとも必要なことではありますが、必要となる費用の工面の点からすると、自由なタイミングではなく基準に沿ったタイミングで行う必要があるためデメリットに感じてしまう場合もあるかもしれません。

■省エネ住宅の基準は地域によって異なる
すまい給付金を受けるための長期優良住宅の基準には断熱などの省エネにつながる設計がされているか、ということも審査されますが、この断熱などの省エネ基準については地域ごとに差があります。
省エネの基準については「省エネ基準地域区分」という全国を8つに分けた区分があり、それぞれの地域ごとに省エネにつながるために必要な断熱性能などに違いがあります。
北寄りの寒い地域では省エネのため保温の基準が高く設定されているなどというふうに設定されています。
この省エネ基準については頻繁に見直しと変更がされているため、すまい給付金を受けるための基準を満たそうと考えている場合、最新の情報を調べ、基準を満たしているかをしっかりと確認することを忘れないようにしないといけません。

それでは次回のコラムもお楽しみに。

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