災害と新しい生活様式について

毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は災害と新しい生活様式を見据えた引っ越しについて紹介したいと思います。

■災害と新しい生活様式の新時代
ここ数年は、激しい大雨や大型台風が続き、災害対策への意識と関心が高くなってきました。
災害が起きたとき、現在の住まいが安全な場所であるかについては、あらかじめ、ある程度は情報を得ることが出来ます。
水害や土砂崩れについては、各自治体が防災マップを作成しており、市や町など自治体のホームページなで公開されています。
長崎市の場合は、『eコミマップ』という名称で公開され、地形や対策効果など実際の調査の結果を反映し更新もされています。
また地震については、国土交通省が地震ハザードマップとして情報を公開されていますので、こうした情報を知っておくことをおすすめします。

また、今年は新型コロナウイルス感染症によって、百年に一度の公衆衛生危機とも言われ、普段の生活や働き方などで生活スタイルに大きな変化があった方、日常の暮らしの有り方について考えを見直された方も少なくはないのではないでしょうか。
こうしたことから、引越し、または仕事に集中できるセカンドハウスの購入を考える方も増えてきているようです。

■新築より手の届きやすいリノベーション住宅
現在、住んでいる地域が災害時に不安がある、リモートワークが増え通勤時間を考慮する必要がなくなったなど様々な理由で引っ越しを考えている方に、注目を集めているのがリノベーション住宅です。

リノベーション住宅は、既存の住宅に大きく改装工事を行い価値を高めた住宅で、現在の生活スタイルやトレンド、需要を知り尽くしたプロの手によって工事された住宅になっています。
新築よりもコストが抑えられることも多く、新しい生活様式の有り方を考えた上で、こうした選択肢を検討される方も増えてきています。

TAFでは、リフォームや不動産を含めた総合的な住まいのご相談を受け付けております。
幅広い選択肢の中から最適なスタイルを発見していただければと思います。
それでは次回コラムもお楽しみに。