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畳について

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
7月も目前にせまり、梅雨明けそして夏の足音が聞こえてきました。
今回は快適な夏を過ごす、畳ついてお話したいと思います。

■いろいろな効果がある畳
和室といえば、まず畳がイメージできます。
自然素材からできている畳は、日本の気候にとても合い、また落ち着きを与える黄緑色とい草のよい香りでリラックスも出来るため、私たちにやさしい床材です。
畳には湿度を調整する機能があり、湿度が高い時は湿気を吸収、湿度が低ければ湿気を放出します。
日本の夏の暑さは単純に気温が高いだけでなく湿度の高さも問題ですので、畳のある和室は夏を快適に過ごすためにとても都合がよいのです。
また近年注目されている点として、ハウスシック症候群の原因となる化学物質VOCの吸着効果も注目されているようです。

■簡単リフォームでちょっとした和室を
全室フローリングのお部屋でもリフォームで和室の空間をつくることができます。
畳は床の表材の一種です。フローリングの床の上に少し加工をするだけで畳張りの和室空間を作ることができます。
一般的な畳のサイズとして
・955mm×1910mmの京間
・910mm×1820mmの中京間
・880mm×1760mmの江戸間
がありますが、近年は住宅の一部に和室を気軽に取り入れることも多く、82mm×82mmといった正方形の畳も流行しています。

■畳のお手入れ
畳自体の寿命はおおよそ15~20年ほどと言われています。
使用年数とともにカビやダニなどの状態も確認して判断することが望ましいでしょう。

畳をきれいに保つためにはいくつか気を付けたい点があります。
まず、日々のお掃除ではフローリングと同様に掃除機を使用して問題ありませんが、拭き掃除をする場合は、乾いた布を使用します。
水で濡らしたものを使用してしまうと、畳表面のつやがなくなってしまいますので注意が必要です。
日々のお掃除とともに1年に1度程度、畳を日干しをすることで清潔に保ちましょう。
また、そして直射日光が当たり続けると色が褪せてしまいますので、窓際にすだれや障子風の日よけスクリーンを利用することをおすすめします。
畳の日よけ効果とともに和室の雰囲気の演出にも役に立ちます。

畳は畳自体を裏返すことと畳の表面である畳表(たたみおもて)を張り替えることで長く使うことができます。
畳の裏返しは2~3年に1度行います。
畳の表面が痛んでしまった場合、張られているい草を張り替えをすることで引き続き畳を利用することができます。
おおよそ1畳5千円前後で張り替えが出来る場合が多いようです。
畳表を張り替えのタイミングなどに合わせ畳縁(たたみべり)を変えてみるのもよいでしょう。
いろいろな色味や柄がありますので、畳縁を変えることでお部屋の雰囲気もガラリと変えることも出来ます。

いかがでしたか?
日本の四季を快適にも過ごせる畳を使ったリフォームもアイデアの一つとしておすすめします。

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