こんにちはTAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
みなさまの生活の中で少しでもお役に立てますと幸いです。
今回は住宅展示場の見学についてお話します。
【住宅展示場とは?】
住宅展示場とは、住宅の工務店やハウスメーカーが実際にモデル住宅を建て、一戸建て住宅・リフォームなどを考えている人の為に公開しているものです。
図面や写真ではわかりづらいところも、実際に訪れて見たり感じたりできるので、ぜひ行ってみることをお勧めします。
【住宅展示の種類】
住宅展示の見学には次のように、いくつか種類があります。
・ギャラリー、ショールームのようにモデルハウスを数件常設展示している「住宅展示場」
・実際に注文を受けて建てられた住宅が完成したものを見学できる「完成見学会」
・実際に注文を受けて建てられている途中を見ることができる「構造見学会」
【住宅展示場】
住宅の工務店やハウスメーカーによって建てられているモデルハウスを見学する「住宅展示場」は、メーカーが様々な技術を見てもらうために建てているので、注文住宅タイプの場合とても高いクオリティの住宅を見ることができます。
自分達は予算的にここまでのものは求めてはいないけど…、と思うこともあるかもしれませんが、あくまで作り手側がいろいろな技術を見てほしいということで作っているものなので、そのことを念頭に置いた上で自分達に必要なものを探し出して参考にしましょう。
規格住宅の場合でも、図面や写真ではわかりずらい質感や、明るさ、空気感、あたたかみなど、五感で感じる部分も多く、非常に参考になるかと思います。
【完成見学会】
実際に注文を受けて建てられた住宅が完成したものを見学できるのが「完成見学会」です。
メーカーがお客さんに見てほしい技術で建てられたものとは違い、実際に住むことと予算を前提に建てられたものですので、そういった部分について参考になります。
もちろんこの完成見学会だけだと、そのメーカーが他にどういったことが出来るのかを知るのは難しいので、モデルハウスの見学と平行して参考にしたり、数件の完成見学会に参加して参考にするとよいでしょう。
【構造見学会】
実際に注文を受けて建てられている途中を見ることができるのが「構造見学会」です。
完成してしまうとなかなか見ることができない基礎や土台のつくり、使っている構造材や耐震材、その他の構造を確認することができます。
内部構造は実際に完成して住んでしまうと隠れて目にはつきにくいですが、住宅にとってはとても大切な役割を持っています。
こだわりを持って住宅の購入、リフォームを考えているのであれば、こちらもぜひ参考にしたいですね。
いかがでしたか?
次回も引き続き展示場見学について、実際に見て回る場合のコツについてお話させていただきます。
お楽しみに。