こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回はリフォーム後のハウスクリーニングについてお話します。
■リフォーム後のハウスクリーニング
リフォーム工事を行った後は作業で出た木くずなどの細かいほこりが部屋の中に残ってしまっています。
もちろんおおまかな部分についてのかんたんな清掃は、リフォーム工事を行った工務店などが行っているかと思いますが、隙間などにはいりこんだごみやほこりなど取りきれていない部分も出てきてしまいます。
快適に生活するためには、そういった部分についてのリフォーム工事後の清掃は必要です。
こうした取りきれていないごみやほこりの掃除は、もちろん自分達ですませてしまうことは出来ます。
自分達で掃除を行うと、特に費用は発生しません。
またリフォーム工事を依頼した工務店に、美装工事(竣工清掃工事)としてまとめて依頼することが出来る場合もあります。もちろんそのための人件費などかかるため、リフォーム工事の見積もりに足す形で費用は発生します。
リフォーム工事を依頼した工務店と別に、自分達で他のハウスクリーニング専門業者に依頼するのも選択肢の一つです。
■自分達で掃除をするか依頼するかの判断
時間に余裕があり、自分達が住む家なので、ということで家族とのコミュニケーション、自宅への愛着いった意味で、自分達でリフォーム後の掃除をすることもよいかと思います。
クリーニングの専門業者に依頼する場合というのは、時間の都合とリフォームの規模、プロの仕事を希望する場合などを考えた上でになるかと思います。
例えば、現在住んでいる住宅の一部をリフォームした場合など、リフォーム後の掃除の規模が限られていて、かつすぐに掃除が出来る距離の場合は、自分達で掃除を行うことが容易であるでしょう。
別の例として、引っ越し予定の離れた場所にある住宅をまるごとリフォームした場合、リフォーム工事後でかつ引っ越し前に掃除のために通う必要があり、掃除自体の作業量もかなりのものになりますので、なかなか大変な手間となります。
またハウスクリーニングのプロに依頼する場合、ノウハウと装備がしっかりしているため、チリやほこりの除去だけでなく、ワックスがけなどしっかりとした仕事が期待出来ます。
こうした要素を考慮し、自分達で掃除をするか依頼するかを判断するとよいかと思います。
■プロに依頼する場合のポイント
リフォーム工事後のハウスクリーニングを専門業者に依頼する場合、注意する点がいくつかあります。
まずはクリーニング予約のスケジュールです。
特に引っ越し予定のリフォーム住宅のハウスクリーニングの場合、リフォーム工事後から引っ越し予定日の間で依頼業者の予定をおさえてもらう必要があります。天候や資材の取り寄せ、またリフォーム工事上でスケジュールにずれが出た場合、クリーニング作業の予定、引っ越しの予定にも影響が出てしまいますので、十分な余裕をもったスケジュール立てが大切です。
次に注意する点は、専門業者にハウスクリーニングを依頼する場合、単純な清掃以外にも依頼できることがあるということです。
例えば床がフローリングの場合など、床材のつやを保つための保護剤が使われているものがあります。
ワックスが元から塗布された建材を使ってリフォームが行われている場合もありますが、こうした加工がされているものもおおよそ2~3年でコーティング効果は期待出来なくなります。
こうしたコーティングがされていないものをリフォームで使用した場合や、部分的なリフォームをした場合のリフォーム部分以外のコーティングがされていない所などをハウスクリーニングの機会に合わせて依頼することを考えた場合にハウスクリーニングを依頼するか検討してもよいかと思います。
いかがでしたか。
リフォーム後のハウスクリーニングは、もちろん自分達で出来る作業でもありますが、場合によってはクリーニング業者に依頼することで良い結果となることもあります。ご都合に合わせて検討してみることもよいかと思います。
それでは次回のコラムもお楽しみに。