庭作りの際に知っておきたいリフォーム補助金について

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
さて仕事や生活スタイルの変化に伴い、余暇の過ごし方も自宅でゆっくり、または開けた自然の中での時間の過ごすといった時間の使い方への関心が高まっています。
そうした中で自宅の庭でゆっくり時間を過ごすガーデニングという楽しみ方は長く楽しめる趣味の一つかと思います。
今回はこうした庭作りの際に知っておきたいリフォーム補助金についてお話します。

■快適なお庭にするためには
人込みのある空間へ外出する余暇の過ごし方から、自宅で過ごす時間が注目されている中で、外の空気を感じながらゆっくりとプライベートな空間を楽しむことが出来る場所としてお庭の活用があります。
自宅の敷地内に自由に使うことができるお庭があると、緑や季節を感じながら楽しむことが出来るガーデニングや家族で楽しむことが出来るバーベキュー、ゆっくりとリラックスしながらの読書など豊かな時間を過ごす色々なことを考えるなど、好みによってさまざまな利用法が考えられます。
その中で開けた屋外を利用するため快適に活用するためには工夫が必要で、まずはプライベートの確保ということが一つの課題となるでしょう。

■どういったものに補助金が受けられるのか
こうしたお庭（外構）への補助金、助成金が多くの自治体で準備されていますが、それらには、
・温暖化対策のための緑化推進のため
・防災の観点から災害時に倒壊の危険があるブロック塀を生垣にするため
・災害時、またはエコな生活のための雨水利用を考えた貯水タンクの設置
といった目的が設定されており、これら補助金の目的を理解し、それらに沿ったリフォームを行うことで補助金を受けることが出来ます。

このような補助金、助成金は各自治体でそれぞれに整備されているものであり、ヒートアイランドなど温暖化対策としての緑化を目的とした補助金となっています。
また広く外構への補助金、助成金としてみると、高齢化での生活の補助として玄関までのスロープや手すりの設置、雪深い地域での雪下ろしやロードヒーティングのための補助金など地域によってさまざまな種類のものが整備されています。
その他にも地域の景観を保護、または新たな景観の整備のために補助金、助成金が整備されている場合もあります。
ご自身の趣味、嗜好にあった快適なお庭のためのリフォーム計画はもちろん大切であるかと思いますが、自治体ごとのこうした補助金の条件を調べ、そうした条件にあうものを盛り込んだリフォーム計画を立てることで、費用的に有利なリフォーム工事をすることが出来る場合のあります。

■補助金申請のタイミング
こうした補助金、助成金の申請は工事開始前となっており、工事終了後に完了が確認できる資料などを揃えて受け取る形になります。
リフォーム工事完了時点ではまず自身で費用の負担がある点などにも注意をしておきましょう。
申請やどういった種類の補助金、助成金があるのかなど、はじめてではなかなか慣れずに難しい部分もあるかと思いますので、リフォームを計画の際に工事を依頼する工務店のスタッフなどに相談してみることをおすすめします。

それでは次回のコラムもお楽しみに。