こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は規格住宅を選ぶポイントについてお話したいと思います。
【規格住宅とは】
新築で住宅を建てる場合、大きく「注文住宅」と「規格住宅」という2つに分けて表現することができます。
「注文住宅」とは、デザインから間取りまで依頼する工務店の方と打ち合わせをしながら決めて設計していくもので、予算に合わせて自由に要望を盛り込むことが出来るメリットがありますが、半面、手間と費用がかかります。
「規格住宅」とは、すでに大まかなデザインが決まっているものから選んで注文をするもので、デザインなど多くの部分での打ち合わせや設計の手間が減り、費用面で負担をおさえることができます。
用意されているパターンの中から選ぶため、完全に自分の要望通りに出来ない部分が出てくる可能性もありますが、間取りの一部などについては要望に合わせて調整ができるものも多くあります。
【規格住宅を選ぶポイント】
規格住宅は依頼する工務店によって数パターン用意されていることがあり、その中から希望に近いものを選択することになります。
規格住宅を選ぶ上で、費用面はもちろんその他の部分として自分にあった規格住宅を決定するには大きく次の点に注目して見てみましょう。
・土地の区画にあっているか
・デザインや雰囲気が好みにあっているか
・家族の生活スタイルにあっている部屋数であるか
・間取りの調整など自由度はどれくらいあるか
■土地の区画にあっているか
規格住宅を選ぶにあたりまず注意しないといけないのは、建築を予定している土地の大きさ、形に規格住宅があっているものであるかどうかです。
注文住宅と違い、大枠のデザインは決まっている中から選ぶため、土地の大きさ、形状によっては工務店が用意している選択肢の中から選べない場合もあります。
■デザインや雰囲気が好みにあっているか
同じく大枠のデザインも決まっている為、用意されている選択肢から自分の好みのデザインのものを選ぶことになります。
■家族の生活スタイルにあっている部屋数であるか
部屋数や間取りは実際の生活に大きく影響があります。現在の家族の構成や今後家族が増える可能性、家族の成長にあった間取りで設計されているか十分考慮することが大切です。
■間取りの調整など自由度はどれくらいあるか
用意されている規格から選ぶタイプであるとはいえ、間取りや一部素材など要望を取り入れて調整できるものも多くあります。
その自由度もそれぞれです。最終的な判断としてこの希望を盛り込める自由度が決め手になる場合もあります。
いかがでしたか?規格住宅のもう一つのメリットとして、実際に同じタイプの現物を見学できる場合も多くイメージしやすいということもあります。
そうした機会を活かして自分の好みの規格住宅を選ぶということも強くお勧めします。
それではまた次回のTAFコラムもお楽しみに。