こんにちは、TAFです。毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今年はずいぶんと暖冬ではありますが、1月末2月と冬の冷えを感じるようになってきました。
今回はこうした寒い時期に役に立つエアコンの料金を抑える小技について紹介したいと思います。
■冬はエアコンの料金がかかりがち
エアコンは夏の暑い時期より冬の寒い時期のほうが電気代がかかりがちです。
というのは温度を調整する幅が単純に夏より冬のほうが大きいからです。
夏の場合、内気と外気の差は10度程度ですが、冬になると20度程度の差があるため、その分運転に電気代がかかるというわけです。
■自動運転がオススメ
エアコンを使用する場合、電気代を抑えようとすると穏やかに使用するほうがいいのでは?と考えがちなため、ついつい運転モードを「弱」にしてしまう方も多いかと思いますが、実は意外にも「自動運転」で使用したほうが電気代の節約となるようです。
運転モードを「弱」で使用すると、設定された温度に室温が達するまで長い時間エアコンが稼働します。
「自動運転」の場合、設定の温度まで一気に室温を温める稼働がされますが、その後は非常に穏やかな稼働となり電気代が抑えられるようです。
ちなみにエアコンでの温度設定は20度くらいを目安にするとよいと言われています。
■扇風機・サーキュレーターでエアコンを補助
室温が指定した温度に達していても、そうした暖められた空気に流れがあるとさらに暖かく感じるという効果があります。
これは冷房で使用する場合も同じですが、エアコンのみで室温調整をするのではなく、扇風機やサーキュレータ―といった送風機で部屋の空気に流れを作ってあげると、エアコンだけでどんどん室温を高く上げていくより電気代を節約しながら暖かく感じることができます。
■湿度を調整
部屋の湿度を多少上げると体の温度も保たれることからより暖かく感じることができます。
さらに空気が保湿されていると風邪のウイルスなどの対策にもなるため、冬の時期は加湿器や洗濯ものの部屋干しなどで少し簡単に湿度をあげておくとお得です。
■フィルターを掃除する
エアコンのフィルターが汚れていると、エアコンが上手く機能せず、稼働させるために余分に電気代がかかってしまうことになります。
多少手間ではありますが2週間から1か月に1度程度はフィルターの点検・掃除を行うと電気代の節約につながります。
■室外機周りにも注意
室外機まわりに鉢植えや荷物を置いてファンの稼働が妨げられていると上手くエアコンが稼働せず電気代がかかることになりますので、気を付けたいとことです。
■窓辺の冷えを抑える
窓の周辺は外気で冷やされた窓により、室温も冷やされることとなります。
日中から天戸などを閉めてしまうのは難しいとおもいますが、カーテンなどを閉めることでもずいぶんと部屋の温度を保つことに繋がります。
簡単なリフォームでカーテンのついていない窓辺にカーテンレールを設置したり、二重窓にすると便利です。
いかがでしたか?
今年もTAFとTAFコラムをよろしくお願いいたします。