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高齢者の快適な自宅生活に役立つ介護リフォームについて

こんにちはTAFです。

毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
みなさまの生活の中で少しでもお役に立てますと幸いです。
今回は高齢者の快適な自宅生活に役立つ介護リフォームについてです。

【介護リフォームは補助金を受けることができる】
長年暮らしている家は気持ち的にはおちつく場所ではありますが、高齢になってくると若い頃にはなんの不便もなかったちょっとした段差などが生活の障害になってくる場合があります。
また、歩行が不自由になり自宅で車いすを利用しないといけない場合など、少しのリフォームをすることで快適に生活できるようになる場合があります。
こうしたリフォームの為に市町村など自治体によって「高齢者住宅改修費支援制度」や「障害者住宅改造費助成制度」が用意されており、介護が必要な方が自宅で少しでも快適に暮らせるような手助けをしてくれます。
補助金を受けるためには介護の段階の認定や補助申請を提出する自治体に税金を納めていること、など事前の条件があるとともに、
・介護が必要な本人が介護施設などで生活しておらず、自宅で生活していること
・介護が必要な本人にあったリフォーム内容であること
・リフォーム工事の前に申請をする必要があること
・施工後の工事内容、領収書など内容を証明できるものの提出が必要
など条件があります。
条件の確認漏れがないように、各自治体の窓口に事前に問い合わせをしてみることをお勧めします。
また介護の為のケアマネージャーがいる場合、その方に相談してみると申請手続きをお願いすることも出来ます。
多少手間もかかるかと思いますが、補助金は最大で20万円分のリフォーム工事の費用の9割、18万円まで受けることができますのでぜひ活用して快適な生活を送っていただきたいと思います。

【介護リフォームの種類】
■手すりの設置
階段や玄関など大きな段差、玄関ポーチまでの段差、トイレや寝室など立ち上がりの為に手すりの設置が必要な場所は介護リフォームとしてまず検討してみましょう。

■段差の解消
足の不自由な高齢者には5cmの段差も障害となる場合があります。
思わぬ細かな段差でひっかかってしまい転倒し怪我をしてしまうなど十分ありえることです。
ふすまや扉などの敷居による部屋間の段差は十分に介護リフォームの対象になります。
また玄関口に段差がある場合などへスロープを設置したり、段差の為の階段の階数を増やし、1段の段差を低くするなどのリフォームも介護リフォームとなります。

■滑り防止
床の表面に使用している材質などにより滑りやすく、高齢者の生活には危険が考えられる場所の張替えといったリフォームもあります。

■トイレ、洗面所のリフォーム
車いす用のトイレ便座や、高齢者でも利用しやすい高さのある便座、車いすでも使用しやすいやや低めの洗面台への取り換えリフォームも介護リフォームの対象になります。

いかがでしたか?
自宅は誰でも気が休まる場所です。
自宅で快適に生活するための補助も用意されていますのでぜひこれらも活用し、リフォームでより良い生活が送れることを応援します。
また次回のTAFコラムもお楽しみに。

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