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台風シーズンへの備え

こんにちは、TAFです。毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
8月~10月となると台風シーズンに入ります。住宅も普段の雨とは違い猛烈な雨や風に襲われることになります。
出来れば可能な範囲でもよいので少しでもこうしたことに備えたいものです。
今回はこうした台風シーズンへの備えついてお話します。

■台風の前後には外壁や周囲の状態を確認
台風の際には強い風と雨が発生し、その暴風によって飛来してくる物の衝突で外壁や窓、屋根瓦、塀やフェンスなどの破損、暴風自体による塀やフェンスなどの破損、倒壊をまねきます。外壁や屋根の劣化箇所や割れた窓からの浸水、大量の雨による家屋周辺の増水からは浸水被害発生するなどなどさまざまな被害も予想されます。

台風前の直前の備えとしては、庭や玄関前など普段周辺に置いている植木鉢やその他風の影響で動いてしまいそうなものを玄関内やガレージ内に避難させておくようにします。
また雨どいや周囲の排水溝などにごみなどが詰まってしまうことでふさがっていないかなども確認し、清掃をしておきます。

住宅で飛来物に一番弱いと考えられるのがガラス窓です。雨戸やシャッターがある場合はしっかりと閉め、風の強い台風の際にはダンボールやプラダンなどを養生テープで貼って保護するなど対策を取ると安心度が増すかと思います。

外壁や屋根の劣化などはプロでもないと見分けることは難しいかと思います。住宅の劣化スピードは日当たりなど環境によってさまざまですが、おおよそこうしたものの塗装は6年~20年くらいで劣化し機能が落ちてしまいます。数年に一度ごとに余裕をもってプロによる点検とメンテナンス・リフォームを依頼するようにすることで、安全で長持ちする家を保つことが出来ます。

■台風に備えるリフォーム
台風による被害を抑えとしてのリフォームの検討ポイントを紹介します。

・屋根のリフォーム
上屋根瓦など屋根材や塗装は6年~20年くらいで劣化することが考えられます。定期的な保守のためのメンテナンス・リフォームを行い、安全な機能をを保つようにしましょう。また地震などでの建物倒壊の被害につながる要因として建物の耐震強度に加え屋根瓦の 重量も注目されています。古い家屋の場合重量の重い瓦が多く、これが建物への地震被害を広げてしまうことも言われているようです。
こうしたことも踏まえ、新しく機能性の高い瓦への交換も検討してみることもおすすめです。

・強化ガラス・シャッターの取り付け
飛来物の直撃を受けると窓ガラスが割れたりヒビが入ってしまうおそれがあります。こうした衝撃に強い強化ガラスや飛散防止フィルム、雨戸・シャッターなどを取り付けるリフォームを行うことで台風被害を抑えることが出来ます。

・外構の補修
台風では自動車も横転するほどの強風が吹くこともあります。こうした強い風ではフェンスやブロック塀など丈夫に見えるものまで倒れてしまうことがあります。古い作りの塀や劣化がみられるものは倒壊による建物などへの2次的な被害を防ぐためにも状態の確認や新しくリフォームすることで備えることをおすすめします。

■補助金の活用
住宅のリフォームではその時期時期によってさまざまな目的の補助金が国や自治体から交付されていることがあります。
たとえば災害などでの地域の被害を防ぐ目的であったり、高齢者の安全で快適な暮らしを支える目的のものであったり、子育て家庭の支援目的であったりさまざまな目的の補助金制度が行われています。こうした目的の範囲内にリフォーム内容が合致し、補助を受けれることも多くありますので、リフォーム依頼の際には今受けることが出来るものがないか工務店などに相談してみていただければと思います。

いかがでしたか。
それでは次回コラムもお楽しみに。

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