こんにちは、TAFです。毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今年の夏も非常に暑く、30度を超える真夏日も多く見られました。
こうしたことを受け今年はこれまで以上に熱中症予防のため暑い屋外での活動より屋内で暑さと日差しを避けることが推奨される場面も見られました。
熱中症対策にはエアコンなどの空調機器はかかせません。しかしこうした電化製品を使う上でも省エネが求められる面もあるため、より機能性の高い建物であることが好ましいでしょう。
今回は省エネの窓リフォームについてお話します。
■環境負荷を抑えるリフォームと補助金
エアコンなどの電気機器を使用するための発電に資源を使うため、環境や資源の節約を考える上で建物自体が外気温の影響を受けにくい、過ごしやすい環境を保ちやすい機能をもつ構造であることが求められています。
その中でも、屋内外の気温の影響を受けやすい窓を機能性が高いものにリフォームすることは非常に高い効果が望めます。
2024年現在環境省は先進的窓リノベ2024事業として、こうした熱損失の少ない高い機能性を持った窓へのリフォーム工事に対し補助金キャンペーンを行っています。
こうした事業の対象になっている断熱機能の高い窓にとして樹脂窓、樹脂サッシというものがあります。
■樹脂窓、樹脂サッシの特徴
樹脂窓、樹脂サッシは断熱性の高い複層のガラスと通常素材としてアルミが多いサッシ・フレーム部分が樹脂で出来ていることが特徴です。
樹脂サッシはアルミのものに比べ非常に断熱性が高く、同じく断熱性の高いガラス部分とあわせ、通常のアルミサッシの窓と比べ2倍以上にエアコン効率を高めてくれるとされているようです。
これは必要となる電気利用が少なることで環境負荷を下げるとともに、私達も直接気になるエアコン代の節約にも繋がります。
こうしたメリットがあるとともにやはりデメリットもあり、耐久性が高いアルミと比べ樹脂サッシは耐久性が低いという側面もあります。
とはいえ使用環境によりますが50年程度は耐久性があるとされていますので、普段の使用では気にするほどではないかと思われます。
■その他のおすすめリフォーム
こうした窓以外にも機能性が高く環境にやさしい住宅へのリフォームは関心が高まっており、さまざまな部分で補助金制度が設けられています。
例えば熱効率が高いお風呂のリフォームや節水が出来るトイレなどもあります。
リフォーム補助金の中には子育て支援のためのためのものや、高齢者の快適な生活のためのものなど、すべての人にとってみるとなかなか条件が合わず受けられないものもある中、こうした環境に配慮するリフォームは多くの方にとって条件が合いやすく、またリフォームをすることで日々のインフラ利用量も抑えることが出来るようになるため、気になるものがありましたら積極的に調べ、利用されてみることをおすすめします。
いかがでしたか。
それでは次回コラムもお楽しみに。