こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
毎日の生活で必要となるキッチン。
特に食事を作る方は、一日のうちに向き合う時間も長く、キッチンについてこだわりがある方もいらっしゃるでしょう。
今回はこうしたキッチンのリフォームについてお話したいと思います。
■どんな時にキッチンのリフォームを考えるか
毎日の食事を作るキッチンですので、まずは清潔であってほしい場所です。
忙しい家事を少しでも効率的に行いたいという要望もあるかと思います。
また、家族構成が変わる事で食材の備蓄や調理に使用する調理器具の数も代わっていきます。
新しく家を建てる際に、自分に合わせたキッチン建てたものも、長く使用して傷んできた、家族構成など状況が変わった時などは、
キッチンのリフォームの考え時だと思います。
中古物件を購入し引っ越しをする際に、立地条件や建物の雰囲気は気に入っているものの、キッチンにだけ気になる点があるといった場合にも、キッチンのみリフォームを行い、自分好みの家にしてしまうという選択肢もあると思います。
■キッチンの種類・形状
キッチンの形状にはいくつかのパターンがあります。
・壁付け式キッチン
壁に向かって作業を行う形で設置するキッチンです。
・対面式キッチン
アイランド型やペニンシュラ型のように壁に向かって作業する形ではなく、部屋の中央やリビングの方を向きながら作業ができるキッチンです。
・I字型、L字型
キッチンカウンターが直線的な長方形のものをI字型といい、端の部分が90度に折れた形のものをL字型と言います。
■キッチンリフォームの規模
キッチンのリフォームでは大きくいくつかのパターンがあります。
・部分的な取り換え
水道蛇口まわりやシンク部分、コンロ、換気扇や換気扇フード部分の傷んでいる部分だけを取り換えるリフォームです。
また壁付け式キッチンの上部の戸棚を引き戸収納から引き下ろしが出来る可動棚にする部分リフォームもあります。
・規格キッチンカウンターをまるごと交換
一般的なキッチンカウンターはJIS規格によって80x85x90x95cmでサイズが規格化されています。よほどのオーダーで
つくりつけられたものでない場合、この規格、またはこの規格の長さが一部延長されたものであることが多いです。
そのため、リフォームの際、見た目や引き出しなどの位置の好みに合わせてまるごと交換することができます。
・キッチンの形状を変更
I字型のキッチンをL字型に変更、またはその逆にするリフォームです。
現在キッチンカウンターの設置形状が変わるため、多少キッチン周辺のリフォームも含む事になります。
・キッチンの位置を変更
壁付け式キッチンから対面式キッチンに変更したり、キッチンそのものの位置をリフォームする際は、水道など
水回りの工事も含むため、他と比べると比較的規模のおおきなリフォームになります。
いかがでしたか、キッチンは長い時間使用するものですので、希望にあわせた規模でリフォームを検討することで、より楽しみながら家事が出来るようになるのではないでしょうか。
それでは次回のコラムもお楽しみに。