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屋根のリフォームについてパート②

こんにちはTAFです。

毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回も前回に引き続き屋根のリフォームについてお話したいと思います。

【屋根のリフォームの種類】
屋根のリフォームには塗装の塗り直しと葺き替えがあります。
粘土瓦や天然スレート瓦のような塗装の必要のないものは、一部割れが起こっているものが見つかったら、その部分だけを素早くとり変えましょう。
対応年数が過ぎたものについては劣化でより壊れやすくなっていますので全体の葺き替えをお勧めします。

塗装を行っているプレスセメント瓦、コンクリート瓦などはまずは定期的な塗装の塗り直しを行います。
数回の塗り直しの後、劣化の具合によって葺き替えを行います。

葺き替えのタイミングで別の種類の瓦に変えることもあります。
粘土瓦やコンクリート瓦はスレート瓦と比べ重量が重いため、しっかりと確認してからのリフォームを検討してください。
またスレート屋根の場合、葺き替えをせずそのまま上からガルバリウム鋼板でのカバー工法によるリフォームも出来るため、よく利用される方法です。
また人口のスレート瓦であるプレスセメント瓦については強度を上げる目的で2004年以前に製造されたものについては健康問題で話題となった石綿(アスベスト)を含むものもあります。
リフォームの際、他の素材への葺き替えがいいかの相談もしてみてください。

【屋根リフォームのタイミング】
屋根のリフォームはそれぞれの性質によって異なります。
粘土瓦や天然スレート瓦のような塗装の必要のないものは非常に長期間使えますが、台風での飛来物などで割れやすいため気になる場合は随時確認をしておきましょう。
割れたままのものを設置しておくと、水漏れによって屋根自体を痛めてしまいます。
塗装を行っているものについては塗装の痛み、劣化具合を数年単位で気がけるようにする必要があります。
保護の役目ももつ塗装をし直すことで寿命を長く保つことが出来ますので、気になったらしっかりとリフォームのプロに相談するようにしましょう。
ガルバリウム鋼板は定期的なメンテナンスを行うことなく20~30年使用できますが、表面の保護層が劣化するものもあります。
その場合保護膜の塗り直しを行うことで寿命を延ばすことが出来ますが、そうしたリフォームは1回までと考えておくのがよいようです。

いかがでしたか?
屋根瓦のメンテナンスを怠ると、下にある屋根自体を大きく痛めてしまい、大変な被害を招いてしまいます。
こまめなチェックとリフォームの相談で長く住める住宅にしたいですね。
それではまた次回のTAFコラムもお楽しみに。

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