こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回はリフォームを依頼する時期・季節での違いについてお話したいと思います。
■リフォームの種類
住宅のリフォーム工事では大きく分けて、
・内装(床や壁紙、収納など)
・水回り(キッチン、トイレ、お風呂など)
・外装・外回り(屋根の張替え、壁の塗装や外装、庭まわり、ガレージなど)
・全面的な増改築
などがあります。
屋外での作業はもちろん、室内での作業についても、資材の運び込みや乾燥などの工程で、気温や湿度などの天候は影響を及ぼします。
夏と冬、梅雨など悪天候が続きやすい時期はリフォーム工事の期間に関係してきます。
■季節によるリフォーム工事への影響
水回りや内装など、作業のほとんどが室内で行われて、1日~1週間程度の作業期間で出来るものに関しては、塗料や接着の乾燥工程で天候や気候の影響がやや出てしまうものの、それほど大きな影響はないので、1年を通してリフォームが行いやすいでしょう。
逆に屋根の張り替えや外壁の塗装、外装板のリフォームなどは天候の影響を強く受けてしまいます。
雨天時は作業が出来なかったり、塗料の乾燥など、元々数日から数週間かかるものについては湿度の低い時期と比べ、湿度の高い時期などは乾燥時間を長く見ておく必要があります。
■リフォーム業界の繁忙期
リフォームなど建築業界には依頼の多い繁忙期と、比較的予定に余裕のある時期があります。
上のように梅雨を除く春~秋の時期は、天候も安定して工期の目途もつきやすく思われるため、リフォーム依頼が多そうにも見えますが、実際はリフォーム業界の繁忙期は12月~3月ごろと言われています。
これは「今年中に」や、「年度中に」住まいをきれいにして新しい生活を始めたいというような希望で依頼が来やすいためです。
こうした繁忙期では作業をする職人さんも忙しくなるため、希望の時期よりやや遅くなってしまうといったことが起こりがちです。
また上のように天候による遅れも起こりがちなので、充分に余裕を持ったリフォーム計画が必要と言えるかと思います。
いかがでしたか?水回りや天災などのトラブルなど急なものでない場合は、充分な余裕と時期を考慮したリフォーム計画を立てていただければと思います。
それでは次回コラムもお楽しみに。