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企画住宅の楽しみ方

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は企画住宅の楽しみ方についてお話します。

■企画住宅とは
新築で戸建て住宅の購入を検討する際の選択肢として、注文住宅と企画住宅というものがあります。
注文住宅とは外観や間取りを1から依頼する工務店と相談の上決めていくもので、予算に沿った自由な設計が出来ることが魅力です。
企画住宅とはハウスメーカーが住宅の仕様を決めてデザイン、設計をしているものを購入して建てるもので高いデザイン性のものを費用を抑え、比較的短期間で手にすることが出来ることが魅力の住宅です。

■おしゃれな空間を手の届く価格で
企画住宅のメリットはその価格とデザイン性です。企画にそって生産されるため、価格を抑えられることに加え、流行りに沿ったものやまたは普遍的なおしゃれさを感じる洗練されたデザインを手にすることが出来ます。
特にデザインについては個別に設計する注文住宅の場合、注文する側・設計を依頼する側のデザインセンスも求められるため、なかなか大変な作業となり、こだわればこだわるほど費用がかかってしまうため、洗練されたおしゃれなデザインの住宅が費用を抑えて手にすることが出来るメリットはとても大きいと思います。

普遍的なおしゃれさのある北欧風のデザインや、木のぬくもりを感じることが出来るデザインなどから、趣味のアウトドアやカーライフ、おしゃれなカフェ風のデザインを取り込んだものなど、注文住宅で一からデザインを考えると大変なものなども多くありますので、そうしたコンセプトを持った住宅を希望されている場合には企画住宅として販売されているものの中からまずは選んでみる、というアプローチは有用な選択肢になると思います。

■企画住宅のデメリットも抑えておく
もちろんメリットばかりではありません、企画住宅のデメリットもありますのでしっかりと把握した上で購入を検討する必要があります。 企画住宅のデメリットとしてまずは上がる点は2つ、立地条件と間取りの自由度です。
住宅を建てるための土地の形状に合わせて建物の大きさや形状を変えることが出来る注文住宅と違い、企画住宅はこうした自由度がないため、必要な土地の大きさや形状を住宅に合わせて考える必要があります。
まだ土地の購入をされてない場合、まずは企画住宅の仕様を確認してから土地の購入とすり合わせると失敗を避けることが出来るかと思います。
住みたい地域に都合の良い土地が見つからない、所有している土地の大きさや形状に企画住宅の仕様があわない、などの場合には購入が出来ないことがまずはデメリットの1つ目です。

もう一つのデメリットが間取りの自由度の問題です。企画住宅は間取りや建材の仕様が決まっており、それによって価格を抑えているためこうした部分についての自由度に制限があります。例えば家族構成の都合で個別の部屋を持ちたい、みんなで利用するリビングは広く取りたい、キッチンの配置にこだわりがある、などの希望がある場合にそうした希望にどこまで近いものがあるか、という問題があります。
またこれ以外に日照方向や窓の配置にも気を配っておく必要があります。土地の形状に合わせ玄関の向きや建物の向きを合わせた上で日の光を取り込んだ部屋の利用を考えている大きな窓がある向きがあっているか、お隣の住宅の窓の向きとの兼ね合いを考えたプライベートの確保など、家の中の間取りでの問題以外に外的な要因を考えた間取りの仕様にも目を向けて選ぶことも大切になります。

それでは次回のコラムもお楽しみに。

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