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部屋干しのコツ

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今年の冬も終わりに近づき、春がもうすぐそこまで見えてきました。
今年は全国的に暖冬で、初降雪の日が記録的に遅くなったり、雪国でも積雪が遅くスキー場などの運営で問題が出るなどのニュースをよく目にしました。
さて、春が近づくと共に花粉症の時期も到来です。
花粉症の方はこの時期に大変頭を悩ましているかと思います。
外出時はもちろん、洗濯物も外に干すことができないのではないでしょうか。
今回は部屋干しのコツについてお話したいと思います。

■部屋干しのデメリット
やはり洗濯物は、カラっと晴れた日に外で干すのを好む方が多いかと思います。
日干しのメリットは太陽光の熱と風で素早く乾いてしまうため、湿度による雑菌の繁殖があまりなく干せるです。
逆に部屋干しをすると、室外で洗濯物を干すより乾燥までに時間がかかるため雑菌が繁殖しやすく洗濯物が臭ってしまうことがあります。
それ以外のデメリットとしては、洗濯物は意外と場所を取る上、高い位置から下げることも多くなるため部屋を歩き回る時に邪魔に感じたり、照明器具の光を遮り、普段より暗く感じ、気分が滅入ってしまう方もいらっしゃるかと思います。

■部屋干しのメリット
逆に部屋干しにはメリットも多くあります。
まずは太陽光を浴びないため、太陽光に含まれる強い紫外線による衣服の傷みが起こりにくいということです。
次に風に乗って飛んでくる花粉や大気の汚れが衣服に付着しないという点もあります。
さらに、天候に左右されず自分の都合で洗濯が出来るのも大きなメリットでしょう。
また、冬などは乾燥前の洗濯物の湿気を利用し、室内の湿度を保つことが出来るため、乾燥が原因による喉風邪などを予防するという点もあるでしょう。
このように意外と洗濯物の部屋干しはメリットが多かったりもします。

■部屋干しのコツ
部屋干しをするためのコツは2つ、
1.洗濯物しっかりと広げて干す
2.風を当てて乾燥を助ける
です。
部屋干しのデメリットを改めて考えてみましょう。
部屋干しで気になることと言えば生乾きによる菌の繁殖による臭いです。
つまり、菌が繁殖しないようにしっかりと干すことができれば問題は解決です。
部屋干しする際は厚手のものやジーンズなど乾きにくいもの、パーカーのフード部分など重なりのある部分をなるべく開いて乾きやすくすることです。
今はパーカー専用のハンガーなども売っているので、取り入れてみるのもいいですね。
合わせて扇風機などを利用し、風通しを良くすることも有効です。

■室内乾燥機を使う
部屋の湿度を多少上げると体の温度も保たれることからより暖かく感じることができます。
さらに空気が保湿されていると風邪のウイルスなどの対策にもなるため、冬の時期は加湿器や洗濯ものの部屋干しなどで少し簡単に湿度をあげておくとお得です。

■フィルターを掃除する
もう一つの、室内干しに有効な解決法として、浴室に室内乾燥機を取り付けることがあげられます。
浴室乾燥機は新築ではなくリフォームでも取り付けることができます。
またユニットバスの場合でもサイズ、規格を合わせることで取付可能なものもあります。
浴室乾燥機の取付リフォームを行うと、部屋干し、室内干しが格段に簡単になり、生乾きによるデメリットも軽減される上、通常の生活空間が洗濯物で圧迫されることもなくなるなど、部屋干しの強い味方になります。

いかがでしたか、春から初夏までは花粉、そして梅雨の時期と部屋干しの機会が増えてくる時期です。
コラムが少しでも参考になればと思います。
それでは次回のコラムもお楽しみに。

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