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まとめてリフォームで費用を抑えることについて

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回はまとめてリフォームで費用を抑えることについてお話したいと思います。

■リフォームは複数箇所をまとめて行う
住宅のリフォームを考える場合、必要になった住宅の機能や場所をリフォームすることはもちろんですが、可能であれば必要になったその時の状況だけで判断せず、少し先のリフォーム予定までを合わせ、複数の箇所をまとめて行うことで、個別に行うよりも費用を抑えることが出来ます。
まずは一つの例として、外壁の塗装の補修と屋根瓦のリフォームがあります。
これらの作業には足場の設置が必要ですが、この足場の設置にも軽視出来ない費用がかかります。
これらのリフォームをまとめて行うと足場をそのまま利用出来、個別に行うよりも費用を大きく抑えることが出来ます。

■まとめてリフォームを行う例
・外装の張替え・塗装の塗り直し、屋根瓦の交換・塗り直し
 上記でお話したように足場を組み直さずに作業することで費用を大きく抑えることが出来ます。
・台所や洗面台、トイレ、お風呂の水回り
 こうした水回りの設備はおおよそ対応年数が同じのため、リフォームの必要性を感じているものとまだまだ大丈夫そうなものがあっても、いずれ近い時期にリフォームが必要になることがよくあるものになります。別々にリフォーム工事を行うと、それぞれに施工業者との打ち合わせや工事での人件費がかかってしまい手間も費用もかかってしまいますので、可能であればまとめてリフォームを依頼することでこれらを抑えることが出来ます。
 このほかにもこうした設備は時期によってデザインの流行りも移り変わりますので、同時期に行うことで、デザインの統一感を図ることも出来ます。
 またリフォームを請け負うメーカーによってはこれらをセットでお得に提供出来るように用意していることもあり、そうしたものを選ぶことでの費用を抑える効果を得ることが出来る場合もあります。
・床下の防音材や断熱材と床材、壁など
 壁や床には外装との間に断熱材や構造材があり、表面に見える壁や床材が貼っています。
 保温効果や地震などを考えた構造材のリフォームを行う場合、床や壁も張り直しとなります。
 ですので、床や壁の表面部分のみのリフォームを行うことと、のちに構造材のリフォームがあることを分けてしまうと費用や手間としても効率的ではありません。
 今後のリフォームの可能性までを考えて、まとめて行えそうな場合は合わせて依頼することで効率的で経済的なリフォームを行うことが出来ます。
・近い場所で合わせてリフォーム
 台所のキッチン台のリフォームに合わせて台所の床のリフォームや、窓まわりのリフォームなど近い場所でまとめてリフォームを計画することでも打ち合わせや人件費、リフォーム日数やリフォーム中の生活の負担などを抑えることが出来ます。

■まとめてもメリットの少ないリフォーム
上記のように近い場所、同じような種類のリフォームをまとめて行うことでメリットがある場合もありますが、あまりにまとめすぎて大きな工事となったり、1階と2階など場所が大きく離れていたり、機能が異なる部屋をまとめてもあまりメリットがない場合もあります。
リフォームによって部屋の家具などを他の部屋に一時移動し保管するかと思いますが、あまりに一度にまとめて行うと、こうした家具を保管するために別に場所を用意しなくてはいけないコストが発生したり、複数のメーカーと打ち合わせをすることで準備が煩雑になってしまったりと逆にデメリットとなってしまうことにもなりますので、これらも頭に入れておきましょう。

いかがでしたか?リフォームをする際は関連した住宅の機能や工程、少し先のリフォーム計画に意識をまわして計画することでお得に行うことが出来ますので検討をおすすめします。
それでは次回コラムもお楽しみに。

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