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シックハウス症候群について②

こんにちは、TAFです。 毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
快適なくらしのヒントとなる情報をお伝えしていければと思います。
今回はシックハウス症候群についてお話しします。
前回のシックハウス症候群についてはコチラをご覧ください。

■シックハウス症候群とは
シックハウス症候群とは、現代の生活で私たちの身近に起こり得るものです。
目のかゆみやくしゃみ、頭痛、体調が悪くなるといった症状で現れます。

■シックハウス症候群の原因
シックハウス症候群は新築の住宅や都市部の賃貸マンション・アパートなどの集合住宅などに引っ越した際、部屋の模様替えで新しいカーテンや家具を使うようになった、掃除に使っているワックスなどを変えた場合などに症状が出ることがあります。
シックハウス症候群は、住宅や家具の接着剤や合板などの材料などに含まれる化学物質に対して出るアレルギー反応です。
材木造りの住宅や、窓の多い造りの住宅では、こうした症状はあまりみられていませんでしたが、近年の化学物質を含む建材が使用された建物や、部屋の気密度が高い都市部の高層住宅などでは、シックハウス症候群の原因となる物質が部屋に籠りやすいため、症状が出てしまうことがあります。
これ以外にも気密度の高い集合住宅では、ほこりなども籠りやすく、これらも目のかゆみやくしゃみの原因となります。
同じようにダニやカビなども体調不良の原因となります。

■自分で出来るシックハウス症候群の対策方法
シックハウス症候群はアレルギーの原因となる化学物質やダニ、カビ、ほこりが部屋に留まらないようにすることが対策になります。
気密度の高い集合住宅では特にこまめな換気や掃除を心がけましょう。
「カーテンや家具を変えて症状が出た」など、具体的な原因が把握できている場合は、可能であれば使用をやめて、自然素材を使用して作られたものなどに変えてみると良いかと思います。
それ以外にも入浴で体に付着した原因物質を落としたり、運動をして新陳代謝を促す、ストレスを発散させるなどで体調を整えることもアレルギー症状の緩和に繋がるようです。

■リフォームでアレルギー対策を行う
壁や床、壁紙、接着剤などに使われている建材がシックハウス症候群の原因である場合、どうしても自分で対策ができないことがあります。
その際には天然素材を原料とする建材へのリフォームで効果が出ることがあります。
シックハウス症候群でお悩みの方は、信頼できる工務店へ相談してみることをお勧めします。

いかがでしたか?花粉症や食べ物などのアレルギーと同じように、シックハウス症候群も現代の住宅環境から誰にでも起こりえるアレルギー症状です。
しかし掃除や使用する家具、住宅のリフォームなどで症状を抑えることもできるかと思います。
お困りの場合のヒントになればと思います。

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