こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
さて長かった梅雨も終わりいよいよ夏となりますが、日本の夏は湿度も高く浴室など高温多湿になりがちな場所ではまだまだカビなどへの注意が必要です。今回はお風呂の快適リフォームについてお話します。
■お風呂のカビ対策
お風呂は皮脂や石鹸、そしてお湯による浴室内の温度と湿気によってカビが発生しやすい環境です。
カビの対策を考える場合、
・しっかりとしたお掃除
・温度管理
・換気
に注目してみてください。
日々の入浴で浴室を使用した後からカビが発生しないようなお掃除を心掛けましょう。
カビは50度のお湯で退治することが出来ると言わているようです。やけどに注意をしながら90秒程度浴室の壁や浴槽などにしっかりとお湯をかけてお掃除をします。その後そのままだと浴室内の温度が上がり新たにカビが発生しやすい環境になってしまいますので、今度は冷水をかけて浴室の温度を下げるようにします。
最後はしっかりとした換気です。
換気扇を使用する場合は窓を閉めたほうがしっかりと換気扇による空気の流れが出来るとも言われているようです。
換気扇を使用しない場合は窓を開け、湿度の高い空気がこもらないようにします。
またこうした日々のお風呂の使用後のカビ対策以外にも日頃の工夫も行いましょう。
お風呂にはシャンプーや石鹸、洗顔料やスポンジ、お掃除グッズを置きがちですが、出来る限り浴室内に置きっぱなしにするものを減らすように心がけましょう。シャンプーやボディーソープの容器の底など水が溜まりやすい場所にはカビが発生しやすくなります。
週末などしっかりとしたお掃除の際には天井もお掃除をするようにします。天井にカビが発生してしまうと浴室内全体にカビが広がりやすくなってしまいます。
またお掃除の際には強い研磨効果のあるものには注意が必要です。研磨剤などで細かいキズがついてしまうとそこに細かい汚れが溜まり、さらにカビつきやすくなってしまいます。
またお風呂用のカビ洗剤などを使用する際は目の保護や手荒れなど肌を保護するとともに換気にも気を配り、安全に使用しましょう。
■リフォームによるカビ対策
お風呂場をリフォームすることでカビの発生しにくくすることも出来ます。
カビ対策効果が見込めるリフォームとしては、
・防カビ効果のあるコーティング剤の塗装
・撥水性の高い床材
・換気力の高い換気システム
などがあります。
またカビが発生しやすい目地部分などのコーキング材にも防カビ剤の含まれるものもありますので、浴室全体のリフォームから細かい部分的なリフォームまで検討されてみてもよいかもしれません。
それでは次回コラムもお楽しみに。