こんにちはTAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
みなさまの生活の中で少しでもお役に立てますと幸いです。
今回は前回に引き続き、お部屋のカビ対策についてお話したいと思います。
【自分で出来るカビ除去】
カビ対策は基本的に
・掃除による汚れの除去
・カビの除菌
この2つをセットで行うことで効果が出ます。
【お部屋の湿気対策】
・除湿機を使う
一番簡単で効果が期待できることはやはり除湿機を使うことでしょう。
除湿機は部屋の真ん中に設置し、扇風機などで部屋の空気を流しながら使用するとより効果的に除湿できます。
除湿機を使う時は必ず窓を閉めてから使用するようにしましょう。
・窓まわりのカビ掃除
壁や壁紙も同じく、まずはお掃除スプレーなどその場その場にあった掃除薬で掃除を行います。
または消毒用エタノールで除菌をしながら掃除を行います。
掃除用のスプレー容器に入れた消毒用エタノールを除去したい部分に吹きつけ5分程度待ちます。
その後歯ブラシなどで軽くこすります。
汚れとカビが浮いてきたら濡れ雑巾でふき取ります。
除菌も同じく消毒用エタノールで行います。こちらも掃除用のスプレー容器に入れ吹き付けます。
その後15分ほど待ち、濡れ雑巾やキッチンペーパーでふき取ります。
ほとんどはこの方法でカビ除去が出来ますが、どうしてもとれない強いカビ汚れの場合、カビ取り剤を使って除去をしましょう。
その後の除菌は消毒用エタノールで行います。
いずれの薬剤も使用する場所によっては室内の色あせを起こさせることがありますので、目立たないところで色あせが大丈夫か確認した上で使用する、まわりに飛び散らないように気をつけて使用するなどの注意が必要です。
また揮発するものですので、使用の際には窓を開けて換気をしたり、目などに入らないような注意も必要です。
カビの菌についても、飛び散った菌を吸い込んでしまうと健康面で悪い影響が出る場合もありますので、十分に注意して行うようにしましょう。
【リフォームでカビ対策】
・窓まわりのリフォーム
室内との温度差で窓周りの結露でカビが生えてしまう場合、二重窓にリフォームすることも有効です。
・断熱材のリフォーム
壁の内側などにカビが生えてしまう場合、断熱材としてセルロースファイバーへリフォームすることでカビをふせぐことができます。
またセルロースファイバーには防虫効果も期待できます。
しかし一般的な他の断熱材より経年により自重で沈下することもありますので、しっかりとした沈下対策ができる業者に頼むことが大切です。
・アルカリ性の漆喰壁でカビ対策
室内カビはアルカリ性で対策できます。
天然素材の漆喰はアルカリ性のため、カビ防止効果が期待できます。
・床下換気扇でカビ対策
床下からの湿気で室内、カーペットや畳など、押入れのカビに困っている場合、床下換気扇を設置することで換気を促すことでカビ防止となります。
いかがでしたか?
一旦カビが生えてしまうと厄介な上に健康な生活にも影響がでてしまいます。
日ごろから換気に気がけたり、工夫をすることでカビが生えてしまわないようにこころがけたいですね。
また次回、TAFコラムをお楽しみに。